不当利得返還請求の流れ

1.証拠を集める

まずは、証拠を集めるところから始まります。

被相続人(亡くなった方)の財産状況を把握し、どこの金融機関の通帳をもっているのかを明らかにします。

そして、その金融機関から、取引履歴を取り寄せます。

取引履歴を精査して、不正出金が見つかれば、今度はその出金が被相続人(亡くなった方)以外の者によるかどうかの確認です。
もっとも、この段階で他の者が引出していると確信できる証拠が見つかることはまれですし、証拠がなくとも、事情を知っている人からすれば、「あいつ以外にはあり得ない!」ということもあります。

その場合は、次のステップです。

2.相手方に事情を聞く

不正出金とはいっても、使途が分からないというだけで、何か事情があるのかもしれません。

やはりまずは当事者と思われる人に、事情を聞くことになります。

素直に事情を話してもらえそうであれば、遠慮せずにいろいろと書類を出してもらいましょう。
領収書や保険関係の書類など、写しでいいので、もらえるものは何でももらいましょう。

後々、役に立つことが多いです。

3.話がつかなければ弁護士に相談

いろいろ事情を聞いても、やはり不審な点が多い!という場合で、相手方がこちらの請求に応じてくれない場合は、弁護士に相談すべきです。

最終的には裁判までにらんだ交渉をしていく必要もありますし、裁判ともなれば、やはり専門家以外の方がやるには酷な内容です。

ここからは、弁護士に任せましょう。

4.裁判所へ訴訟提起

弁護士が入った後でも、任意交渉を継続する場合はありますが、それでも応じないことは多いです。
その場合は、裁判所に訴訟提起することになります。

基本的には、地方裁判所に訴訟提起します。

相続案件は、家庭裁判所が関わることが多いですが、この不正出金問題については、地方裁判所の管轄になります。

家庭裁判所だけでなく、地方裁判所まで関わるのが、相続問題の難しさの一つだといえます。

流れとしては、上記のとおりです。 では、上記1の準備はどのようにすればよいのでしょうか。


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