財産調査の限界

財産調査に不安がある場合、弁護士に財産調査を依頼すべきことは前述したとおりですが、弁護士にも調査の限界があります。

特に、調査段階で情報が少なければそれだけ調査には限界があります。

例えば、全く何も財産が分からない状態で調査を開始した場合、亡くなった方が居住していた周辺の金融機関を調査したり、その地域の不動産を調査したりしますが、それ以外に何か方法があるかというと、かなり厳しくなってきます。
そういった周辺の調査から出てきたものを分析して、新たに調査を深めていくことも考えられますが、それも情報がない場合だと限界があります。
また、どうしても遠回りな調査になるため、調査費用が多く発生してしまうことになり、弁護士としても調査に躊躇します。

100万円使ったが、50万円しか財産が発見できなかった、となれば、やはり調査の意味がありませんから、弁護士としても調査をしながら絶えず依頼者の意向を確認することになります。

このように、弁護士の調査にも限界があるところですが、だからといって調査をせずに裁判手続を進められるかといえば、それも微妙な問題です。

やはり、相続財産を把握できていない状態であるのであれば、まずは弁護士に調査を依頼し、ある程度調査が一段落ついたところで、今後の方針を検討する。というのが、理想的な遺産分割等の進め方だと思います。

相続財産が分からない場合も、まずは当事務所にお問い合せ下さい。


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