相続財産が不明の場合

相続財産が不明な場合、遺産分割協議をする以前の問題です。

通常、相続財産は、亡くなった方の遺品整理をしたり、亡くなった方と関係を密にしていた相続人から詳しく聞くことによって把握します。

しかし、相続人間で紛争になってしまった場合(または、そもそも相続人同士が疎遠だった場合)、上記のように亡くなった方の相続財産が把握できません。

この場合、とりあえず裁判手続(調停)を行って、何とか相手に遺産を提出させるというのも一つの方法ですが、全く情報がない中で調停をするのはあまりに先が見えませんし、相手が出してきた遺産目録を見ても、本当にこれが全てなのかと疑問が耐えません。

結局、相手が本当に全てを開示していた場合であっても、疑心暗鬼から調停が進まず、時間ばかり経って不満の残る結果になってしまうことがあります。

また、弁護士に遺産分割協議をお願いするという場合も、弁護士費用は遺産の内容から換算するものですから、正直な話、遺産が全く分かっていない状況ですと、弁護士費用も計算しづらいものです。

このように、相続財産が全く分かっていない場合は、相続財産を調査することから始める必要があります。

とはいえ、調査といってもどこから手を着けてよいか分からないという方が多いのは至極当然です。
たとえるなら、目的地がよく分からない状態なのに、とりあえず進みなさいと言われているようなものですから。

しかし、こと遺産分割協議をするため、遺留分減殺請求をするためという目的を定めるのであれば、相続財産の調査もある程度道筋が見えてきます。

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