限定承認という方法

限定承認

限定承認とは、相続によって得た財産の限度においてのみ被相続人の債務及び遺贈を弁済すべきことを留保して相続を承認する旨の意思表示をいいます。

つまり、簡単にいうと、相続人の財産全体(プラスの財産とマイナスの財産)を見て、プラスが残ればそれを相続するけど、マイナスが多ければマイナス財産は相続しませんという相続の仕方です。

一見、非常に便利な相続の仕方に見えますが、この「限定承認」、手続が非常に複雑で面倒です。

まず、前提として、相続人が複数いる場合は、全員が限定承認をしなければなりません。
また、相続放棄の申述申立の際に必要となる書類に加えて、財産目録などの提出も必要となりますし、場合によっては相続財産を適切に評価してもらうべく鑑定人を選任したりする必要があります。
さらに、限定承認後には、相続債権者等に公平な弁済をするため、公告や精算の手続を行う必要があります。

相続財産を限定して相続の承認をする手続ですが、この手続を利用される方も非常に「限定」されているように感じます・・・

限定承認を選択する際は、十分に検討してください。


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